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神経筋関節の評価と施術×運動療法┃肩こり,腰痛,ひざ痛,神経痛,滋賀県長浜市 フィジオ
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ブログ

ブログ 一覧 (2020年08月)

リハビリとパーソナルトレーニングのPHYSIOです。

 

障害84%の人が経験するという腰痛。

 

その中でも特に痛いだけでなく、苦痛や不安にさいなまれる腰痛。

 

腰痛が辛くなる原因の一つは専門家にもうまく説明してもらえない得体のしれないものであること。

 

PHYSIOはなぜ腰痛が起こっているのかを身体機能や生活習慣、中枢神経機能などからひも解き、改善へのアドバイスを行っています。

 

すぐれた臨床家は、施術や治療時間の多くを聞き取り(問診)に費やし、その中で多くの情報を得てから、身体の評価をしていく傾向があるといわれています。

 

ベッドに寝て、マッサージしてもらいながら、ここが硬い、ここ痛そう、凝っていますね。。。というのがリラクゼーション。

 

両者の違いがはっきり分かりますね。

 

腰が痛いのは、〇〇に原因がある!と、そう単純ではありません。

 

お腹が痛いのは、下痢のせいですね!というのも違いますね。

 

何で下痢になったのか、わからないと、ご本人も対処のしようがわかりません。

 

ですので、理由がわからない痛みは、苦しみにもなり、不安や恐怖にもなります。

 

痛い→苦痛→恐怖→閉じこもりへとつながります。

 

安心して腰痛を改善し、安心して生活できるようになるためには

 

しっかりとした聞き取りによって、何が痛みにつながっているのか知ることが大切です。

世界中の痛みの教育、研究、臨床のエキスパートが集まって

痛みについて議論している国際疼痛学会というものがあります。

この度、2020年に、じつに41年ぶりに痛みの定義が改訂されました。

 

2019年に体を構成する組織にFascia(ファシア)が加わったのと同様に

より的確に痛みに対する扱いがなされていくと思います。

 

さて新しい定義

「実際の組織損傷もしくは組織損傷が起こりうる状態に付随する

あるいはそれに似た、感覚かつ情動の不快な体験

とされました。

日本疼痛学会は正確な和訳にチャレンジし、すべての医学書に正確に痛みの定義が

掲載されることを望んでいます。

 

定義への追記として以下のことが書かれています。

  • 痛みは常に個人的な経験であり、
    生物学的、心理学的、社会的要因によって
    さまざまな程度で影響を受けます

    →みんなが脳が原因でもないし、筋骨格系だけが原因でもないということ

  • 痛みと侵害受容は異なる現象です。
    感覚ニューロンの活動だけから
    痛みの存在を推測することはできません
    →痛みの受容器(センサー)の活動がなくても、痛みを体験することがあるということ
  • 個人は人生での経験を通じて
    痛みの概念を学びます
    →痛みという感覚を、どのように認識するのかは、個人の人生の経験による。痛い、苦痛、悲しい、辛い
  • 痛みは通常、適応的な役割を果たしますが、
    その一方で、身体機能や社会的および
    心理的な健康に悪影響を及ぼすこともあります
    →痛みを感じなければケガばかり。痛みは悪くない。しかし慢性的になるといろんな悪影響がでることも
  • 言語による表出は、痛みを表すいくつかの
    行動の一つにすぎません。
    コミュニケーションが不可能であることは
    ヒトあるいはヒト以外の動物が痛みを経験している
    可能性を否定するものではありません。

 

新しい定義をしっかり活かし、より良い痛みのケアを目指します。

PHYSIO

長浜市でリハビリとパーソナルトレーニングをしています

PHYIOSです。

 

坐骨神経痛なんです。

というお客さんもたくさん来ていただいています。(キャリア20年)

 

ほんとに坐骨神経痛の方って、たぶんそんなに多くはないんです。

 

でも坐骨神経痛のように、足に痛みやしびれがあり、画像診断で狭窄症やヘルニア、

変形などがあると

見事に坐骨神経痛というレッテルを張っている方が少なくありません。

 

レッテルというよりも、ラベリングといったほうが適切ですね。

 

私はヘルニアなんで不安なんです。

私は坐骨神経痛で何年も脚が痛くって。

坐骨神経痛で歩けないんです。(長い距離が歩きづらいです)

 

神経痛っていうのは神経障害性疼痛という分類に入る痛みのことを言います。

放散痛という特徴や、神経脱落症状があったり、24時間続いたり、

ビシーっと電気が走るような痛みの後しばらく痛みが軽減したり

そんなふうな特徴が記述されているのが神経痛(神経障害性疼痛)なんです。

 

ジンジンびりびりだけで、神経痛と判断されるのは、

ちょっと待って。と思います。

 

私のことかなーと思われたら、一度ご相談ください。

きっと改善にむかうよいアドバイスができると思います。