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神経筋関節の評価と施術×運動療法┃肩こり,腰痛,ひざ痛,神経痛,滋賀県長浜市 フィジオ

はじめに

骨粗鬆症というと、
「高齢者の病気」
「閉経後の女性に多いもの」
というイメージを持たれる方が多いかもしれません。

たしかに骨粗鬆症は、加齢や閉経後のホルモン変化と深く関係します。
しかし、骨粗鬆症の予防という視点で見ると、実は子どもから思春期にかけての過ごし方がとても重要です。

さて、骨は一生同じ状態ではありません。
成長期に骨量を増やし、成人後はそれを維持し、加齢とともに少しずつ減少していく3段階のフェーズがあり、20歳頃までにピークに達し、その後40歳頃までは維持され、以降は徐々に減少していくと説明されています。

つまり、将来の骨を守るためには、若い時期にどれだけ骨の“貯金”をつくれるか
が大切になります。


骨量のピークは20歳頃までに決まる

骨量が大きく増えるのは、主に成長期です。
資料では、骨量が最も増える時期は思春期の前半から中頃で、女性では11〜15歳、男性では13〜17歳頃とされています。最大骨量に達するのは、女性で18歳頃、男性で18〜20歳頃と説明されています。

この時期に十分な栄養、適度な運動、睡眠が確保できていると、将来の骨粗鬆症予防につながりやすくなります。

反対に、成長期に無理なダイエットや過度なトレーニング、睡眠不足が重なると、骨の成長に悪影響を与える可能性があります。

PHYSIOでは、骨づくりを
「カルシウムを摂ること」だけではなく、
食事・運動・睡眠・身体の使い方を含めた総合的な健康づくり
として考えることが大切だと考えています。


骨をつくるために大切な3つの基本

1. バランスのよい食事

骨の材料としてよく知られているのがカルシウムです。
カルシウムは、牛乳・ヨーグルト・チーズなどの乳製品、小魚、大豆製品、小松菜、わかめなどに多く含まれます。資料では、成長期には1日1,000mg以上のカルシウム摂取を目標にすることが示されています。

ただし、骨づくりに必要なのはカルシウムだけではありません。

ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、ビタミンCも骨づくりに関係します。たんぱく質は身体全体をつくる基本の栄養素であり、骨や筋肉の成長にも欠かせません。

なお、乳製品と骨の健康については、「乳製品を多く摂る国ほど骨折が多いのではないか」という議論があります。

ただし、国ごとの比較では、平均寿命、高齢者の割合、日照時間、運動習慣、転倒リスク、医療・診断体制など多くの要因が重なるため、乳製品だけが原因とは言い切れません。

また、研究では牛乳、ヨーグルト、チーズで結果が異なることもあります。乳製品を一律に「良い」「悪い」と決めるのではなく、カルシウム、たんぱく質、ビタミンD、マグネシウムなどを含めた食事全体と、運動・日光・睡眠を合わせて考えることが大切です。

カルシウムは不足しても問題ですが、サプリメントなどで過剰に摂る必要もありません。食品から無理なく摂り、必要に応じて専門家に相談しながら調整しましょう。

一方で、加工食品や清涼飲料水などに多く含まれるリンを過剰に摂ると、カルシウムの吸収を妨げる可能性があるため、摂りすぎには注意が必要です。


2. 適度な運動と日光を浴びる習慣

骨は、適度な刺激が加わることで強くなります。
歩く、走る、ジャンプする、階段を上るなど、体重を支える運動は骨に刺激を与えます。

また、屋外で活動して日光を浴びることも大切です。
日光を浴びることで、皮膚でビタミンDがつくられ、カルシウムの吸収を助けます。資料でも、外に出て日光を浴び、身体を動かすことの重要性が説明されています。

現代の子どもたちは、受験、スマートフォン、ゲーム、室内活動の増加などにより、以前よりも外で身体を動かす機会が減りやすい環境にあります。

「スポーツをしているかどうか」だけでなく、
日常生活の中でどれくらい歩いているか、外で遊んでいるか、身体を動かす習慣があるかを見ることも大切です。


3. 十分な睡眠

成長期の身体づくりに睡眠は欠かせません。

睡眠中には成長ホルモンが分泌され、骨や筋肉を含めた身体の成長に関わります。資料でも、ぐっすり眠ることは骨づくりに大切だと説明されています。

夜更かしが続く、睡眠時間が短い、朝起きられないといった状態が続く場合は、生活リズムを見直すことも骨の健康づくりの一部になります。


注意したいこと:無理なダイエット

特に思春期の女性では、体型への意識が高まり、無理なダイエットをしてしまうことがあります。

しかし、成長期に体重や体脂肪を極端に減らすと、女性ホルモンの分泌に影響し、月経不順や無月経につながることがあります。資料では、無月経が続くと骨量低下につながることが説明されています。

「細いこと」よりも、
しっかり食べて、動いて、眠れる身体
をつくることが大切です。

体重だけで判断するのではなく、疲れやすさ、月経の状態、食事量、睡眠、運動量などを含めて身体全体を見ていく必要があります。


注意したいこと:やりすぎのスポーツトレーニング

運動は骨づくりに重要ですが、やりすぎは逆効果になることがあります。

成長期の骨はまだ成熟途中です。
その状態で過度な練習量、休養不足、食事制限が重なると、疲労骨折や骨の発育への悪影響につながる可能性があります。

資料でも、成長期に激しいトレーニングを行う場合は、骨折リスクへの注意が必要であることが示されています。特に、マラソン、バレエ、新体操など、低体重や体型管理が求められやすい競技では、食事制限への注意が必要とされています。

子どもの競技力を伸ばしたいときほど、
「練習量を増やす」だけでなく、
食事・睡眠・休養・痛みのサイン
を丁寧に確認することが大切です。


骨粗鬆症予防は「高齢者だけの話」ではない

骨粗鬆症は、骨量が減り、骨がもろくなることで、ちょっとした転倒や外力でも骨折しやすくなる状態です。資料では、65歳以上の約3分の1が骨粗鬆症にかかっているというデータも紹介されています。

高齢期の骨折は、痛みだけでなく、歩行能力の低下、活動量の低下、介護リスクの増加にもつながります。

だからこそ、骨粗鬆症予防は高齢になってから急に始めるものではなく、
成長期からの生活習慣、成人後の運動習慣、加齢期の転倒予防
をつなげて考える必要があります。


PHYSIOが考える「骨を守る身体づくり」

PHYSIOでは、骨の健康を考えるとき、栄養だけでなく、身体の動き方や姿勢、筋力、バランス能力も大切にしています。

たとえば、骨量が十分でも、転びやすい身体であれば骨折リスクは高まります。
反対に、骨量が低下していても、筋力やバランス能力を高め、転びにくい身体をつくることで、骨折予防につなげることができます。

子どもから高齢者まで、骨を守るために大切なのは次のような視点です。

  • 成長期は、骨量をしっかり増やす
  • 成人期は、運動習慣を保ち骨量低下を防ぐ
  • 中高年期は、筋力・柔軟性・バランスを整える
  • 高齢期は、転倒予防と生活動作の維持を重視する

骨は、毎日の生活の積み重ねでつくられ、守られていきます。

また、骨づくりは「牛乳を飲めばよい」という単純な話ではありません。

大切なのは、

  • カルシウムを不足させない
  • ビタミンDを確保する
  • たんぱく質を十分に摂る
  • マグネシウムなどのミネラルも含めて食事を整える
  • 荷重運動や筋力トレーニングで骨に刺激を入れる
  • 転倒しにくい身体をつくる
  • サプリメントに頼りすぎない

という総合的な考え方です。

「骨密度」だけでなく「転ばない身体」「折れにくい生活動作」まで含めて骨折予防を考える
という方向が重要です。


まとめ

骨粗鬆症の予防は、高齢になってから始めるものではありません。

特に成長期から思春期は、将来の骨の強さを左右する大切な時期です。

大切なのは、特別なことではなく、

バランスよく食べること
適度に身体を動かすこと
日光を浴びること
しっかり眠ること
無理なダイエットや過度なトレーニングを避けること

です。

将来の骨折予防のためにも、子どもの頃から「骨を育てる生活習慣」を意識していきましょう。

PHYSIOでは、痛みや姿勢、歩き方、転倒予防、運動習慣づくりを通して、年齢に応じた身体づくりをサポートしています。


参考資料

公益財団法人 骨粗鬆症財団
「骨粗鬆症の予防は成長期から ― 骨が育つ思春期までを大切に過ごす ―」
監修:田中弘之 先生


肩こりや腕のだるさが続き、
「マッサージしてもすぐ戻る」と感じていませんか?

実はその痛み、原因が“そこにない”可能性があります。

痛みには大きく分けて

  • 筋肉や筋膜が原因のもの
  • 末梢神経が関係するもの

の2つがあり、対処法はまったく異なります。

この記事では、理学療法士の視点から
「筋膜性疼痛」と「神経関連痛」の違いをわかりやすく解説します。


筋膜性疼痛とは?(いわゆるコリ・トリガーポイント)】

筋膜性疼痛とは、筋肉や筋膜の硬さによって起こる痛みです。

主な特徴

  • 押すと痛みが再現される
  • 「イタ気持ちいい」感覚がある
  • 一定のパターンで痛みが広がる

よくある例

  • 肩の筋肉 → 頭痛
  • お尻の筋肉 → 太ももや足の痛み

いわゆる「コリ」や「トリガーポイント」と呼ばれる状態です。


神経関連痛とは?】

神経関連痛とは、神経の圧迫やストレスによって起こる痛みです。神経痛は放散痛と言われますが、今回は神経周囲の神経(神経の神経)の絞扼によるものを神経の関連痛として説明します。

研究では、腕の神経を刺激すると
上腕や胸など離れた場所に痛みが出ることが確認されています。

主な特徴

  • 痛みの範囲が広い・あいまい
  • しびれや違和感を伴う
  • マッサージで改善しにくい

よくある例

  • 手首の負担 → 肩の痛み
  • 前腕の疲労 → 上腕のだるさ

なぜ「違う場所」に痛みが出るのか?】

神経や筋肉からの情報は、脳でまとめて処理されます。

このとき
複数の情報が混ざることで 痛みの場所がズレて感じられる

これが「関連痛」と呼ばれる現象です。深部痛と言われるもので、どこが痛いのかはっきり伝えられないという特徴もあります。


見分けるポイント】

チェック項目筋膜性疼痛神経関連痛
押すと痛い
範囲限局的、広がる広い、限局的
感覚重だるいしびれ・違和感
改善マッサージで変化変化しにくい

実は多い「両方が関係するケース」】

現場では

👉 筋肉+神経が同時に関与しているケースがほとんどです。


デスクワーク

前腕の神経ストレス

肩の筋緊張

慢性的な肩こり

このように、原因は連鎖します。


長浜市で肩こり・腕の痛みを根本改善するには】

痛みを改善するために重要なのは

「どこが痛いか」ではなく
👉「どこが原因か」を見極めることです。

当施設では

  • 動作分析
  • 神経・筋膜の評価
  • 作業姿勢のチェック

を組み合わせ、原因から改善を目指します。


長浜市・米原市周辺でこんなお悩みの方へ】

  • 肩こりが長年改善しない
  • 腕のだるさやしびれがある
  • マッサージではすぐ戻る
  • デスクワークで不調が続く

このような方は、ファシアの関係する神経由来の痛みが関係している可能性があります。


【まとめ】

  • 痛みの場所と原因は一致しないことがある
  • 筋膜性疼痛と神経関連痛は別物
  • 多くは両方が関与している
  • 根本改善には評価が重要で、セルフケアでできることも少なくありません。

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理学療法士が考える「続けやすい身体ケア」

肩こりは、多くの人が経験する身近な症状です。

マッサージなどで一時的に楽になることもありますが、
時間が経つと再び肩こりを感じる人も少なくありません。

このような場合、
日常生活の中でのセルフケアが重要になることがあります。

肩こりのセルフケアでは、
特別な運動よりも
日常の身体の使い方を見直すことが大切です。


理学療法士が考えるセルフケアの基本

PHYSIOで肩こりの相談を受けるとき、
セルフケアとしてよくお伝えするポイントがあります。

それは

・同じ姿勢を続けない
・身体をこまめに動かす
・肩甲骨を動かす

といったシンプルな習慣です。

肩こりは、
身体を動かす機会が少ない生活の中で
起こることが多いためです。


セルフケア①

肩甲骨を動かす

肩こりがある人では、
肩甲骨の動きが小さくなっていることがあります。

肩甲骨は、
腕や肩の動きと密接に関係しています。

肩甲骨を動かすことで

・肩周囲の筋肉
・背中の筋肉

が働きやすくなります。

例えば

・肩回し
・腕を大きく回す運動

などでも、肩周囲の動きを促すことができます。


セルフケア②

胸を開く姿勢を意識する

デスクワークやスマートフォン操作では、
背中が丸くなる姿勢になりやすくなります。

この姿勢では、
胸の筋肉が縮こまりやすくなります。

胸を軽く開く姿勢を意識することで、
肩や首の筋肉の負担を減らすことにつながります。


セルフケア③

軽い運動を習慣にする

身体は、適度に動かすことで

・血流
・関節の動き
・筋肉の働き

が保たれます。

運動不足が続くと、
肩や背中の筋肉が働く機会が減り、
疲労が回復しにくくなることがあります。

ウォーキングなどの軽い運動でも、
身体の機能維持に役立つことがあります。


Fasciaの視点から考えるセルフケア

身体の筋肉や臓器は、
Fascia(筋膜)と呼ばれる結合組織によって
包まれながらつながっています。

この組織は、
身体を動かすことで伸びたり滑ったりしながら
機能を保つと考えられています。

逆に身体を動かさない状態が続くと、
組織の動きが小さくなり、
筋肉の柔軟性にも影響する可能性があります。

そのため、
身体を適度に動かすことは
組織の機能維持にも重要と考えられています。


セルフケアで大切なこと

セルフケアは、
「強いストレッチ」や「特別な運動」よりも

・姿勢を変える
・身体を動かす
・運動習慣をつくる

といった日常の習慣が重要です。

小さな習慣でも、
続けることで身体の状態は変化することがあります。


まとめ

肩こりのセルフケアでは、

・肩甲骨を動かす
・姿勢を見直す
・身体をこまめに動かす

といった習慣が役立つことがあります。

肩こりを感じるときは、
首や肩だけでなく
身体全体の動きを見直すことが大切です。


【根拠】

筋膜は身体の各組織を包み込みながら力を伝達する結合組織であり、
身体活動や運動による機械的刺激が組織の機能維持に関与する可能性が報告されている。


【出典】

Benjamin M.
The fascia of the limbs and back.
Journal of Anatomy, 2009

Findley TW.
Fascia research from a clinician/scientist’s perspective.
International Journal of Therapeutic Massage and Bodywork, 2012

Huijing PA.
Epimuscular myofascial force transmission.
Journal of Biomechanics, 2009

理学療法士が見る「首と頭の関係」

肩こりと一緒に
頭痛を感じる人は少なくありません。

特に多いのが
緊張型頭痛と呼ばれるタイプです。

この頭痛では

・後頭部が重い
・頭を締めつけられる感じ
・首や肩のこり

といった症状が見られることがあります。

長時間のデスクワークやスマートフォン使用の後に
症状を感じる人も多くいます。


肩こりと頭痛の関係

肩こりがある人では、
首の筋肉の緊張が強くなっていることがあります。

特に

・僧帽筋
・肩甲挙筋
・後頭下筋群

などの筋肉が関係することがあります。

これらの筋肉は
頭の位置を支える役割を持っています。

頭の重さは約4〜6kgあり、
姿勢が崩れると首の筋肉に負担がかかります。

筋肉の緊張が続くと、
後頭部周囲の違和感や頭痛を感じることがあります。


理学療法士が観察する身体の特徴

PHYSIOで頭痛を伴う肩こりの方を評価すると、
次のような特徴が見られることがあります。

・首の可動域が小さい
・後頭部の筋肉の緊張
・肩甲骨の動きが少ない
・胸郭の柔軟性低下

特に、
後頭部の小さな筋肉(後頭下筋群)が
強く緊張していることがあります。

この筋肉は、
頭の位置を細かく調整する役割を持っています。


首の筋肉と神経の関係

首の後ろには
大後頭神経という神経があります。

この神経は後頭部の感覚に関係しています。

首の筋肉が緊張すると、
この神経の周囲の組織に負担がかかり、
後頭部の痛みとして感じることがあります。

そのため、首こりが強い人では
頭痛を伴うことがあります。


Fasciaの視点から見る頭痛

身体の内部では、
筋肉や神経の周囲を
Fascia(筋膜)と呼ばれる結合組織が包んでいます。

この組織は
身体の感覚にも関係すると考えられています。

近年の研究では、
筋膜には多くの感覚受容器が存在することが報告されています。

そのため、首や肩の組織の緊張が続くと、
不快感や痛みとして感じる可能性があります。


頭痛と生活習慣

肩こりに関連する頭痛では、
生活習慣も関係することがあります。

例えば

・長時間のデスクワーク
・スマートフォン使用
・運動不足
・睡眠不足

などです。

身体は適度に動かすことで
筋肉の緊張が変化し、
血流が保たれます。

同じ姿勢が長く続く生活では、
首や肩の筋肉の疲労が回復しにくくなることがあります。


まとめ

肩こりと頭痛は、
同時に起こることがある症状です。

特に

・長時間の同じ姿勢
・首や肩の筋肉の緊張

などが続くと、
後頭部の違和感や頭痛につながることがあります。

首だけでなく、
身体全体の姿勢や生活習慣を見直すことが
症状改善のきっかけになることがあります。


【根拠】

筋膜には多くの機械受容器や自由神経終末が存在し、
身体の感覚や痛みに関与する可能性が報告されている。


【出典】

Schleip R, et al.
Fascial tissue: a new target for manual therapy.
Journal of Bodywork and Movement Therapies, 2012

Yahia L, et al.
Sensory innervation of human thoracolumbar fascia.
Acta Orthopaedica Scandinavica, 1992

Tozzi P.
Selected fascial aspects of osteopathic practice.
Journal of Bodywork and Movement Therapies, 2012

理学療法士が見る「スマホ姿勢の身体への影響」

スマートフォンを使う時間が増えたことで、
肩こりを感じる人が増えていると言われています。

特にデスクワークや在宅勤務が増えた近年では、
スマートフォンを見る時間が長くなることも少なくありません。

一般的には
「スマホを見ると首が前に出るから肩こりになる」
と言われることが多いですが、

実際には
腕・手・視線の使い方も関係していることがあります。


スマホ姿勢で起こる腕の負担

スマートフォンを操作するとき、
多くの人は腕を体の前で支える姿勢になります。

このとき

・肩関節
・肩甲骨周囲の筋肉

が腕の重さを支えることになります。

人の腕の重さは片側で約3kgほどあり、(体重によりことなります)
スマートフォン操作ではこの腕を長時間支える状態になります。

そのため、肩周囲の筋肉が疲労しやすくなります。

ずっとダンベルを持っていると想像したらキツイですよね。


指の動きと肩の緊張

スマートフォン操作では
親指を中心とした細かい動作が繰り返されます。

このとき

・前腕の筋肉
・手の筋肉

が連続的に働きます。

これらの筋肉は肩や腕の筋肉と協調して働くため、
長時間の操作では肩周囲の筋肉も緊張しやすくなります。


理学療法士が見るスマホ使用時の特徴

PHYSIOで姿勢を観察すると、
スマートフォンをよく使う人では

・肩が前方に移動している
・肩甲骨の動きが少ない
・腕を体の前で固定している

といった特徴が見られることがあります。

肩甲骨の動きが少ない状態では、
首や肩の筋肉が姿勢を支える負担を受け続けるため、
肩こりにつながることがあります。


視線の固定と首の筋肉

スマートフォンを見るときは
画面に視線を集中させることが多くなります。

視線が固定されると、
頭の位置も同じ姿勢を保ち続けるため、
首の筋肉が長時間働く状態になります。

このような状態が続くと、
肩や首の筋肉の疲労が回復しにくくなることがあります。


Fasciaの視点から見るスマホ動作

身体の筋肉は、
単独で働いているわけではありません。

筋肉の周囲には
Fascia(筋膜)と呼ばれる結合組織が存在し、
腕・肩・背中の筋肉を連続的に結びつけています。

そのため、手や前腕の反復動作は
この組織を介して肩や背中にも影響を与える可能性があります。

スマートフォン操作では同じ動作が繰り返されるため、
肩周囲の筋肉に緊張が続くことがあります。


スマホ肩こりを防ぐポイント

スマートフォンによる肩こりを防ぐためには、
次のような習慣が役立つことがあります。

・スマホを目の高さに近づける
・長時間連続して使わない
・腕を休ませる
・肩甲骨を動かす

短い休憩でも、
肩周囲の筋肉の負担を減らすことにつながります。


まとめ

スマートフォンによる肩こりは、
首の姿勢だけでなく

・腕の使い方
・指の操作
・視線の固定

などの影響を受けることがあります。

スマートフォンを使うときは、
身体をこまめに動かす習慣を取り入れることが
肩こりの予防につながることがあります。


【根拠】

筋膜は筋・神経・血管などを包み込みながら身体の構造を支える結合組織であり、
運動や反復動作による力学的刺激が組織の機能に影響する可能性が示されている。


【出典】

Stecco C, et al.
The Fascia: The Forgotten Structure.
Italian Journal of Anatomy and Embryology, 2011

Langevin HM, et al.
Dynamic fibroblast cytoskeletal response to subcutaneous tissue stretch.
Journal of Cellular Physiology, 2005

Wilke J, et al.
What is evidence-based about myofascial chains.
Archives of Physical Medicine and Rehabilitation, 2016

理学療法士が見る「動かないことによる肩こり」

肩こりの相談を受けるとき、
多くの方に共通している生活習慣があります。

それは
長時間座っていることです。

デスクワークやパソコン作業では、
1日の多くの時間を座って過ごすことがあります。

このような生活が続くと、
肩こりを感じやすくなることがあります。


座りすぎで起こる身体の変化

座っている時間が長いと、
身体の動きが少なくなります。

身体を動かさない状態では、

・筋肉の活動量の低下
・血流の低下
・関節の動きの減少

が起こりやすくなります。

特に肩や背中の筋肉は、
姿勢を保つために長時間働くため、
疲労が蓄積しやすくなります。


理学療法士がよく見る身体の特徴

PHYSIOで肩こりの方を評価すると、
長時間座っている方では次のような特徴が見られることがあります。

・背中の筋肉が硬くなる
・肩甲骨の動きが少ない
・胸郭の柔軟性が低下している

身体を動かす機会が少ないと、
肩甲骨や背骨の動きが小さくなりやすくなります。

この状態では、
首や肩の筋肉が姿勢を支える負担を受け続けることになります。


座りすぎと肩こりの関係

長時間座る生活では、
同じ姿勢が続くことが多くなります。

姿勢が変わらない状態では、
同じ筋肉が働き続けるため、
筋肉の疲労が回復しにくくなります。

その結果、

・肩こり
・首こり
・背中の張り

などを感じやすくなることがあります。


Fasciaの視点から見る「動かない身体」

身体の内部には、
筋肉や臓器を包みながら全身をつないでいる
Fascia(筋膜)という結合組織があります。

この組織は、
身体が動くことで圧力や張力などの刺激を受けます。

運動や日常活動による刺激は、
組織の機能維持に関係すると考えられています。

逆に身体を動かす機会が少ないと、
組織への刺激が減少し、
動きが小さくなる可能性があります。


肩こりを防ぐための生活習慣

座りすぎによる肩こりを防ぐためには、
次のような習慣が役立つことがあります。

・1時間ごとに立ち上がる
・肩甲骨を動かす
・軽いストレッチを行う
・歩く時間をつくる

特別な運動でなくても、
身体をこまめに動かすことが大切です。


理学療法士が勧めるシンプルな対策

肩こりを予防するために、
PHYSIOでは次のような習慣を勧めることがあります。

「長時間同じ姿勢を続けないこと」

例えば

・電話をするときは立つ
・休憩時間に少し歩く
・肩回しを行う

などでも、
肩周囲の負担を減らすことにつながります。


まとめ

肩こりは、
長時間の座り姿勢や運動不足によって
起こることがあります。

特に

・デスクワーク中心の生活
・身体を動かす機会が少ない生活

では、
肩や首の筋肉に負担が集中しやすくなります。

肩こりを予防するためには、
身体をこまめに動かす習慣が重要です。


【根拠】

Fasciaは運動器系を連結する結合組織であり、
身体活動による力学的刺激は組織の機能維持や適応に関与するとされている。

また、身体活動の低下は結合組織や筋の機能低下につながる可能性が指摘されている。


【出典(PDF参考文献)】

・今北英高ほか:Fasciaとは-解剖生理学的意義の見地から.臨床スポーツ医学,2020
・Schleip R:Fascial plasticity – a new neurobiological explanation.2003
・望月久:メカノセラピーと理学療法.PTジャーナル,2020
・Kopeinig C, et al:Fascia as a Proprioceptive Organ and its Role in Chronic Pain.2015

理学療法士が見る「猫背がつくる肩こり」

肩こりの相談を受けたとき、
姿勢の影響が大きいケースは少なくありません。

特に多いのが
猫背姿勢です。

長時間のデスクワークやスマートフォン操作では、
背中が丸くなりやすくなります。

この姿勢が続くと、
肩や首の筋肉が常に働き続ける状態になり、
肩こりが起こることがあります。


猫背姿勢で起こる身体の変化

猫背姿勢では、
次のような変化が起こります。

・頭が前に出る
・肩が前に巻き込まれる
・胸が閉じる

この姿勢では、
首から肩にかけての筋肉が
頭の重さを支え続けることになります。

人の頭の重さは約4〜6kgあり、(体重の約1割)
姿勢が崩れるほど首や肩の負担は大きくなります。


理学療法士が見る姿勢の特徴

PHYSIOで肩こりの方を評価すると、
次のような姿勢が見られることが多くあります。

・背中が丸くなる
・胸郭の動きが小さい
・肩甲骨が外側に広がる

この姿勢では、
肩甲骨の動きが制限されやすくなります。

肩甲骨が動きにくくなると、
首や肩の筋肉が代わりに働くため、
肩こりにつながることがあります。


肩こりと呼吸の関係

猫背姿勢では、
胸郭の動きが小さくなりやすくなります。

その結果、
呼吸が浅くなることがあります。

呼吸が浅い状態では、
首周囲の筋肉が呼吸を助ける働きをするため、
筋肉の負担が増えることがあります。

このような状態が続くと、
肩こりを感じやすくなることがあります。


Fasciaの視点から見る姿勢

身体の内部には、
筋肉や臓器を包みながら全身をつないでいる
筋膜(Fascia)という結合組織があります。

この組織は、
身体の張力バランスを保つ役割を持っています。

姿勢が長時間固定されると、
身体の張力バランスが偏り、
一部の筋肉や組織に負担が集中することがあります。

猫背姿勢では、
首から肩にかけての張力が増えやすく、
肩こりにつながる可能性があります。


姿勢を改善するポイント

肩こりを予防するためには、
次のようなことを意識するとよいでしょう。

・背中を軽く伸ばす
・肩甲骨を動かす
・長時間同じ姿勢を続けない
・定期的に体を動かす

特別な運動を行うよりも、
日常生活の中で姿勢を意識することが
肩こりの予防につながります。


まとめ

肩こりは、
姿勢の影響を受けることが多い症状です。

特に

・猫背姿勢
・長時間のデスクワーク
・スマートフォン使用

などが続くと、
首や肩の筋肉に負担がかかりやすくなります。

肩こりを改善するためには、
姿勢や身体の動きを見直すことが
重要になることがあります。


【根拠】

Fasciaは身体全体の張力バランスを保つ結合組織として機能し、
姿勢の持続や身体活動の低下により組織の機能変化が生じる可能性がある。

また、身体への適度な力学的刺激は
結合組織の適応や機能維持に関与するとされている。


【出典(PDF参考文献)】

・今北英高ほか:Fasciaとは-解剖生理学的意義の見地から.臨床スポーツ医学,2020
・Schleip R:Fascial plasticity – a new neurobiological explanation.2003
・望月久:メカノセラピーと理学療法.PTジャーナル,2020
・Kopeinig C, et al:Fascia as a Proprioceptive Organ and its Role in Chronic Pain.2015

こんにちは。滋賀県長浜市にあります「リハビリ&トレーニングPHYSIO」です。

日々、頭痛に悩まされている方は非常に多く、当施設にも「病院で片頭痛と言われたが、首や肩のコリもひどい」と相談に来られる方が絶えません。

実は近年の研究で、「首(頸椎)からの刺激が、脳の血管を拡張させて片頭痛の症状を増幅させている」というメカニズムが明らかになってきました。今回は、専門的な知見である「三叉神経・副交感神経反射」を軸に、なぜPHYSIOでのリハビリが頭痛ケアに役立つのかを解説します。


1. 片頭痛の裏に隠れた「首」のセンサー

片頭痛といえば「頭の中の問題」と思われがちですが、実は首の骨、特に一番上にある上位頸椎(C1-C3)が大きな鍵を握っています。

上位頸椎の周りには、痛みを感じ取る「侵害受容体」というセンサーが密集しています。デスクワークでの不良姿勢やストレートネックによってこのセンサーが過剰に反応すると、その信号は脳幹にある「三叉神経脊髄路核(TCC)」という場所に送られます。

TCCは「痛みの交差点」

このTCCという場所は、顔の感覚を司る「三叉神経」と、首の感覚を司る「頸神経」の信号が混ざり合う、いわば痛みの交差点です。 ここで首からの「侵害刺激」信号が三叉神経側に飛び火することで、脳は「頭が痛い」と勘違いを起こしたり、頭痛の感度をグンと高めてしまったりするのです。


2. 三叉神経・副交感神経反射:血管を拡張する負のループ

ここからが本題です。首からの入力がTCCに伝わると、体はある「反射」を起こします。それが三叉神経・副交感神経反射です。

  1. 首(C1-C3)の負担が脳幹に伝わる
  2. 脳幹から副交感神経系へ「興奮せよ」という指令が出る
  3. 副交感神経の働きにより、脳底動脈や硬膜の血管が拡張する
  4. 血管が広がることで周囲に炎症物質が放出され、浮腫(むくみ)や拍動性の痛みが増幅する

つまり、首の状態が悪いと、脳の血管を無理やり広げてしまうスイッチが入りっぱなしになり、片頭痛のズキズキとした痛みや自律神経症状を「増幅・維持」させてしまうトリガーになるのです。


3. なぜ「頸部の機能を高めること」が片頭痛に有効なのか?

「頭痛なら暗い場所で休むしかない」「薬で抑えるしかない」と考えていませんか?もちろん薬物療法は重要ですが、「首という物理的なトリガー」も放置していては、解決にはつながりません。だって頸の機能のことは、セルフケアやトレーニングといった自分でも取り組めることだからです。

PHYSIOでは、理学療法士の視点から以下のプロセスで説明し、自主トレ指導を含めて手技療法や運動指導などをお伝えします。

① 上位頸椎のストレス軽減

頸椎1番〜3番の動きをスムーズに整えることで、TCCへの過剰な入力(ノイズ)を減らします。これにより、血管拡張を引き起こす反射のスイッチを切ることを目指します。

② 深層筋肉(後頭下筋群)のリリース

頭蓋骨のすぐ下にある小さな筋肉群が硬くなると、神経を物理的に圧迫します。ここを優しく緩めることで、神経の過敏状態を落ち着かせます。

③ 胸郭・姿勢へのアプローチ

首への負担は、実は「背中(胸郭)」や「骨盤」の硬さから来ていることがほとんどです。体幹から整えることで、首が自然に楽な位置にくるようトレーニングを行います。


4. 長浜市で「頭痛に振り回されない生活」を

片頭痛は、単なる体質ではありません。あなたの体の使い方のクセや、頸椎の機能不全が、痛みを長引かせている可能性があります。

当施設「PHYSIO」では、以下のようなお悩みを持つ方に選ばれています。

  • 頭痛薬の手放せない生活を何とかしたい
  • 首を動かすと頭痛が強くなる気がする
  • マッサージに行っても、その場しのぎで終わってしまう

医師法・医療広告ガイドラインに関する注記

※当施設は医療機関ではありません。リハビリ・トレーニングは、医師による診断や治療(医業)に代わるものではありません。頭痛の影に重大な疾患が隠れている可能性もあるため、まずは専門の医療機関(脳神経外科等)を受診されることを強くお勧めします。その上で、薬物療法以外にセルフケアについても関心がある方に、身体機能の改善が必要かどうかチェックし、サポートさせていただきます。


まとめ:あなたの首は「警報」を出し続けていませんか?

「三叉神経・副交感神経反射」というメカニズムを知ると、頭痛の見え方が変わってきませんか? 首からの入力を整えることは、脳内の血管の暴走を抑えるための、非常に論理的なアプローチです。

滋賀県長浜市で、エビデンス(科学的根拠)に基づいたコンディショニングを受けたい方は、ぜひPHYSIOにご相談ください。あなたの「痛みのトリガー」を一緒に見つけ出し、動ける体を取り戻しましょう。


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滋賀県長浜市で整体・リハビリを行っているPHYSIOには、

  • 噛み合わせが気になる
  • 顎がカクカク鳴る
  • 首こりや肩こりが慢性的に続いている

といった複数の不調が重なったご相談が増えています。

これらの症状は、歯だけの問題では説明しきれないケースも少なくありません。


噛み合わせの違和感は、どこから来るのか?

一般的に「噛み合わせ」というと、歯並びや歯の高さが注目されがちです。
しかし実際には、

  • 顎関節の位置
  • 噛む筋肉(咀嚼筋)の緊張
  • 頭や首の位置関係
  • 日常の姿勢・動作のクセ

といった身体機能全体のバランスが深く関係しています。

そのため、噛み合わせの違和感がある方では、

  • 首こり
  • 肩こり
  • 頭痛
  • 姿勢の崩れ

が同時にみられることもあります。


上位頸椎と顎関節の関係とは?

顎関節のすぐ近くには、後頭環椎関節(C0–C1)・環軸関節(C1–C2)と呼ばれる「上位頸椎」があります。

上位頸椎の役割

上位頸椎は、

  • 頭の位置を微細に調整する
  • 視線やバランス機能に関与する
  • 神経・筋膜が集中する部位

という特徴を持っています。

この部分の動きや位置関係が乱れると、頭の重心が変化し、その影響が顎関節に及ぶことがあります。


なぜ首の問題が噛み合わせに影響するのか

上位頸椎の機能が低下すると、

  • 顎が左右どちらかにズレた位置で使われる
  • 噛む筋肉の緊張に左右差が生じる
  • 片側噛み・食いしばりが助長される

といった状態につながることがあります。

結果として、

  • 噛み合わせの違和感
  • 顎の疲れや音
  • 首こり・肩こりの慢性化

が同時に現れるケースもあります。


日常生活で影響しやすい習慣

PHYSIOでの評価では、次のような習慣が影響していることが少なくありません。

  • デスクワークやスマホ操作が長時間続く
  • 頭が前に出た姿勢がクセになっている
  • 片側で噛む習慣がある
  • 無意識の食いしばり
  • 横向き寝・頬杖

これらはすべて、顎関節と上位頸椎のバランスを崩しやすい要因です。


PHYSIOが大切にしている考え方

滋賀県長浜市のPHYSIOでは、

  • 顎だけを見る
  • 首だけを整える

といった部分的な対応ではなく、

  • 頭・首・顎の位置関係
  • 姿勢や動作のクセ
  • 日常生活での負担要因

を含めて、身体全体の使われ方を評価します。

これは治療行為ではなく、「身体の状態を整理し、負担を理解するための視点」です。


こんな方は一度、身体の使い方を見直す視点も

  • 噛み合わせが気になるが、歯以外の原因も知りたい
  • 顎の違和感と首こり・頭痛が同時にある
  • 姿勢の崩れを自覚している
  • マウスピースを使っているが違和感が残る

このような場合、顎関節と上位頸椎の関係を含めた評価がヒントになることがあります。


まとめ|噛み合わせは「全身バランス」の一部

噛み合わせの違和感は、

  • 顎関節
  • 上位頸椎
  • 姿勢・動作習慣

が相互に影響し合った結果として現れている可能性があります。

滋賀・長浜エリアで、
「どこに相談すればいいかわからない噛み合わせの悩み」を感じている方は、
身体の使い方という視点から整理してみることも一つの選択肢です。


※注意事項

本記事は情報提供を目的としたものであり、診断・治療を目的としたものではありません。
症状が続く場合は、歯科医師・医療機関への相談を優先してください。

噛み合わせや顎の違和感でお悩みの方へ(滋賀・長浜)

噛み合わせや顎関節の違和感は、
歯だけでなく「首・姿勢・身体の使い方」が関係している場合があります。

  • 噛み合わせが気になる
  • 顎の違和感と首こり・肩こりが同時にある
  • 原因がはっきりせず不安が続いている

このような方は、
一度、身体全体の状態を整理する視点を持つことで、
不調の背景が見えてくることがあります。

PHYSIOでは、治療や診断を行うのではなく、
身体の使われ方・負担のかかり方を評価し、わかりやすくお伝えすることを大切にしています。

👉 滋賀県長浜市でのご相談は、公式LINEからお気軽にお問い合わせください。

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片頭痛・緊張型頭痛を「首の動き」から考える視点

「頭痛=頭の問題」と思われがちですが、近年の研究では頚椎(首の骨や関節、周囲組織)の機能障害が、片頭痛や緊張型頭痛の発症や持続に関与している可能性が示唆されています。

本記事では、医療行為を目的とせず、研究報告で示されている考え方や視点をもとに、
頭痛と頚椎機能の関係について分かりやすく解説します。

※診断・治療を行うものではありません。頭痛が続く場合は、必ず医療機関を受診してください。


片頭痛・緊張型頭痛とは?

片頭痛

・ズキズキと拍動する痛み
・光や音に敏感になる
・吐き気を伴うことがある

緊張型頭痛

・頭を締め付けられるような重だるさ
・首・肩のこりを伴うことが多い
・日常生活はなんとか続けられるケースが多い

これらは一次性頭痛と呼ばれ、画像検査などで明確な異常が見つからないことも少なくありません。


注目されている「頚椎の機能」という視点

近年の論文では、
頚椎の関節運動の制限
深部筋(深層筋)の機能低下
首周囲の筋・筋膜の過緊張
といった「構造の異常ではなく動きや使い方の問題」が、頭痛と関連する可能性が示唆されています。

特に注目されているのが、

  • 上位頚椎(後頭骨〜C1・C2周囲)の機能
  • 頚部と三叉神経系・中枢神経系との関連
  • 首からの感覚入力が脳の痛み処理に影響する可能性

といった点です。


なぜ首の問題が「頭痛」と関係するのか?

頚椎周囲には、
・多くの感覚神経
・姿勢制御に関わる筋群
・自律神経と関連の深い構造
が集中しています。

研究では、頚椎由来の感覚入力が、頭部の痛み処理経路と相互に影響し合う可能性が示されています。
その結果として、

  • 頭痛が起こりやすくなる
  • 痛みが長引きやすくなる
  • 頭痛と首・肩の不調が同時に存在する

といった状態につながることがある、という仮説が提案されています。


「姿勢が悪いから頭痛になる」ではない点に注意

ここで重要なのは、
「姿勢が悪い=頭痛の原因」と単純に断定できないという点です。

論文でも、

  • 画像所見と症状は必ずしも一致しない
  • 姿勢そのものより「動かし方・負荷のかかり方」が重要
  • 心理的ストレスや生活習慣との相互作用も大きい

といった点が指摘されています。

つまり、首の機能は“数ある要因の一つ”として考える必要があるということです。


研究から見える、現場で大切にされている視点

医療・リハビリ・運動科学の分野では、
頭痛に対して次のような視点が重視される傾向があります。

  • 頚椎・胸椎・肩甲帯を含めた全体的な動きの評価
  • 首だけを触るのではなく、生活動作や作業姿勢の確認
  • 「その場の変化」より「日常で再発しにくい状態づくり」

これらは治療を保証するものではなく、あくまで評価・サポートの考え方として整理されています。


滋賀・長浜エリアで頭痛に悩む方へ

頭痛は、
「検査で異常がないから仕方ない」
「年齢のせいだから我慢するもの」
「姿勢が悪いから仕方ない」
と放置されたり、薬飲みの治療になりがちですが、身体の使い方や動きのクセを見直す視点が役立つケースもあります。

重要なのは、
✔ 医療機関での適切な診断
✔ その上で、日常生活・姿勢・動作を見直すこと

この両輪です。


まとめ

  • 頚椎の機能と頭痛の関連を示唆する研究は多数存在する
  • ただし、原因を一つに断定することはできない
  • 首の動きや使い方は「考慮すべき視点の一つ」
  • 頭痛が続く場合は、必ず医療機関を受診することが大前提

本記事は診断・治療を目的としたものではありません
研究で示されている「考え方」を、分かりやすく紹介する情報提供です。

頭痛でお悩みの方は、頸部の機能のチェックができるリハビリ&トレーニングPHYSIOにもご相談ください。

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