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神経筋関節の評価と施術×運動療法┃肩こり,腰痛,ひざ痛,神経痛,滋賀県長浜市 フィジオ
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ブログ

メモ

末梢神経によるしびれの原因は

・単神経障害

・多発単神経障害

・ポリニューロパチー

・神経根症

に分類されます。

最初のやつは、手根管や大腿外側皮神経など、日常よく経験するやつです。

次のやつは単神経障害が多発している状態で、血管炎とか糖尿病などがあるので、内科や神経内科などでしっかり病気を治療してもらう必要があります。

3つ目のやつは2つ目と似ていますが、症状が全身、手足に対称的にでます。糖尿病や中毒性、自己免疫性などの病気があるので、こちらも病院でしっかり診断治療をしてもらいましょう。

最後のものは脊髄神経からでた神経がヘルニアなどによって圧迫された状態で、こちらも日常よく経験します。症状は帯状にでることが多く、筋力低下や反射の低下、感覚障害も伴います。

しびれにもいろんな原因があるので、病気に伴うものでないか、医師の診断を仰ぐことが必要ですね。

 

その上で、経過観察となりそうな最初と最後の問題だと、不安にならずに活動性を維持し、適切な体への介入をしてもらうことで慢性化を防げることが考えられます。

 

参考:高齢者の手足しびれ感の診断ポイント:吉村 道由ら、日本内科学会雑誌 第103管 第8号 H26.8.10 PP1876-1884

末梢神経によるしびれについて。

メモ。

末梢神経は太い神経(Aα~Aδ、B)と、Cがあります。

Aβは触覚、AδとCは痛覚を伝え、Bは自律神経です。

触覚のAβと痛覚のAδとCは抑制関係にあり、痛いところを擦ると痛みが和らいだりします。

 

星座のジンジンしたしびれは、阻血により太い神経から代謝障害を生じるのですが

Aβが低下することで、AδとCの脱抑制による異常感覚増加→Aαによる筋力低下とAδ、Cの機能障害による異常感覚減少の順に起こると報告されています。

正座によるしびれは末梢神経の虚血という代謝障害に原因する典型例で、末梢神経自体が圧迫され軸索が伝導障害を起こしたときには感覚鈍麻や筋力低下などの神経障害の症状を感じます。

加圧トレーニングによる血管の拡張や毛細血管の新生は、冷えを和らげ、末梢神経への血流も良くなることが考えられますね。

筋トレしながら血管が鍛えられるのは、加圧トレーニングの真骨頂ですね。

こんにちは。

人に言いづらい痛みの代表格が、陰部の痛みです。

婦人科や肛門科、泌尿器科、ペインクリニック科などによってさまざまな病名があるそうですが、

なかなか痛みや不快感の改善に至りづらい、診断もしてもらいづらい症状で困りますね。

私も数年前まで、そのようなお客様の症状を理解することができませんでした(T_T)

 

しかしここ数年でそのような症状の存在、辛くなるメカニズムなどに気づき、お客様に喜ばれています。

陰部に症状を起こすには、筋膜や神経外膜などのファシアが関連します。

座り方、股関節の障害などが関連要因としてあります。

 

言いづらく、理解されにくい陰部周辺の痛みや不快感ですが

 

思い切ってご相談ください。

Pain in a woman's body

体の違和感、痛みなどで困っているお客様の不調が改善すると

心からありがとうという言葉をいただけることがあります。

楽な仕事ではありませんので、このような言葉のシャワーをいただけるとき

頑張ってよかったな、また頑張ろうと感謝の気持ちが湧き上がってきます。

🙂

文献レビュー

筋骨格系疾患で重要なのは「長期病欠は不利益となる」「患者は損傷に苦しんでいるのではなく、心理社会的問題、職業的問題、訴訟などに苦しんでいる」「患者を助けるには資源や費用は不要」「職場復帰には医師のみならず職場の関与が必要」の4点だと報告されている。

 

→ファシアの関与が言われ始める前の報告ですが、ファシアの関与だけでなく、このような統合的な観点からの介入が望まれます

神の手を探すのではなく、信頼でき信頼できる医師や治療者、トレーナーをみつけることが重要です。

 

腰痛ん原因は謎が多いが、椎間板変性が腰痛の原因と考える脊椎外界は23%のみで、その患者に固定術か椎間板置換術を選択すると答えた脊椎外科医はわずか1%。もし自分が患者なら99%が保存療法か放置すると回答した。

→脊椎専門医は自分がひどい腰痛に悩まされたら手術を望まず、保存療法か放置することがベターだと考えているということ。早め早めに予防に取り組むこと、健康意識が重要ですね。

 

Evidence based medicine

根拠に基づく医療とは「エビデンス:科学的根拠)+患者の状況+患者の価値観+治療者の技術を統合して提供されるもののことを言います。

 

○○が体にいいとテレビで言っていた!Aさんから聞いた。本に載っていた。。。。

その情報の根拠をとう癖を身に着けないと、メディアに振り回されてしまいます。

メディアリテラシとかヘルスリテラシーといいますが、

常にその根拠を尋ねる癖を身に着けましょう。

医学の基礎を築いたウイリアムオスラーは「医療はサイエンスに支えられたアートである」と述べています。

サイエンスに基づく根拠がどこにあるのか、常に情報には裏があること、真実かどうか、判断できるように。

 

ガイドライン(治療指針)というものがありますが、これがエビデンスであり、

アートの部分、ご本人の価値観、置かれている状況などを合わせて見当し、最適なアドバイスや介入を心がける必要がありそうです。

運動不足で隠れ肥満

痩せたい→体重は落とさなくても良い。

脂肪を減らして、筋肉量を増やすことが大切です。

よく筋肉と脂肪が入れ替わると考えている方がいるのですが、

全く違う組織なので、筋肉が脂肪に変わるということはありえません。

 

パーソナルトレーニングをしてきて運動不足で隠れ肥満という方を度々トレーニングしてきましたが、

ちょっと頑張ると1ヶ月でウエストが10センチ細くなった方もいました。

先日も1回めのトレーニングが終わった夜に、ご主人から「もう体型変わってるで、凄いやん(アゲて)、どんだけ運動不足なん(オトス笑)」と言われ笑っていたら、やはり一週間後にウエスト測ると4センチ近くダウンされていました。

 

こういう事例はマンツーマンの付加価値がわかりやすいですね。

このように結果を求める方にしっかりと対応し相応の結果もでておりますので

コンディショニングだけでなく、トレーニング、ダイエットなどでも当店にご相談くださいね。

痛みによって時折おこる情動に怒りがあります。

認知症ケアについての新聞コラムで怒りについての記事がありましたので抜粋して紹介します。

 

以下、一部抜粋(中日新聞 精神科医・渡辺俊之先生の記事より

認知症の人を介護する人たちが共通して抱く感情の一つが怒りです。ストレスが高まったときに自然に生じてくる防衛的な感情で、防ぐことができません。大切なのは怒りが出てきたときの対処方法を持つことです。

・・・・・心理学者のバリー/ジェイコブス氏は、怒りがっ出たときの対応について4つの方法を勧めています。

第一は’「ゆっくりと呼吸する」ことです。怒りを感じたら、ちょっとその場から離れて、深呼吸をしてみると感情が落ち着きます。

第2は、認知症の人に「共感できるところを探す」。介護でイライラする事があったら「本人も戸惑っているんだ」と考えるのです。

第3は、「怒りの背後にある悲しみや落胆を認めること」。怒りの裏には愛する家族が変わってしまったとういう悲しみがあるもの。それを自覚することで冷静になることができます。そして最後は「怒りを生産的なエネルギーに変えること」。怒りは、ただ目の前の相手にぶつけるだけのものではありません。「社会を良くしたい」という怒りもあります。すじを通して、たくましく生きていく原動力にもなります。。。。。。。

 

慢性痛の方の場合にも、ゆっくりと呼吸し、何かを許し、こんなはずじゃなかったという悲しみを認め、冷静になり、積極的に自主的にセルフケアを学んで実践したり、少しづつ避けてきた行動を取り戻すことが大切だと思います。

二日前にギックリ腰になった40代のお客様。

右の腰から足先までシビレで痛い。

原因はわからない。

整形外科にいってリリカをもらったが、痛くて痛くて。

出張を控えているのでなんとかならないか。。。というお客様。

 

こういうとき、温めたほうがいいのでしょうか、冷やしたほうがいいのでしょうか?

痛めたときには冷やしたほうが良いです。温めると痛みが増すことも。

実際こちらのお客様の殿部をエコーでみると血流増大がみてとれましたので、冷やしたほうがよい状態でした。

 

自宅でもアイシングをアドバイス。

当店には2週間で4回来店され、施術や生活指導などを行い、痛みがほぼ楽になったということで無事に出張に行かれました。

20代の女性、

困っているのはしゃがんだ時に膝が痛いということ。

まず近所の整形外科でレントゲンを撮影、特に異常ないということで、痛み止めを処方。

その後、しばらくして当店に来店。

 

姿勢をみると痛い方の右側に少し重心が偏っています。

胸郭の拡張性にも左右差が。

半スクワットをすると足首が固いような動きで、膝に痛みがでました。

片足立ちをすると仙腸関節で運動がうまくでていない。

 

膝関節自体は少し水が溜まっています。

 

触診すると脂肪体という組織が痛いのがわかりました。

少し遠方だったので月に2回、4回目で日常生活の痛みは感じなくなり、

6回目で終了しました。

 

痛み止めだけでは良くならないことって少なくありません。

急性の炎症のときは驚くほど効くこともありますが、長く飲み続けるものでもありませんね。