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神経筋関節の評価と施術×運動療法┃肩こり,腰痛,ひざ痛,神経痛,滋賀県長浜市 フィジオ
神経筋関節の評価と施術×運動療法┃肩こり,腰痛,ひざ痛,神経痛,滋賀県長浜市 フィジオ

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先日、関西運動器エコー祭りに参加してきました。

ファシア研究で、まだアクセプトされていない最新研究の報告などを受講し、

また多職種連携についていろいろと学んできました。

午後はエコーの研修会があり、

私もインストラクターとして主に内科系、整形外科系の先生方のテーブルに着きました。

今回は、前腕の神経血管や筋肉、肩関節の神経血管や筋肉などを行いました。

また下腿から足部までの神経血管や筋肉も実習しました。

エコー解剖の所見は共通言語として多職種を結びます。

信頼関係も築けます。

飛躍した解釈による治療や、思い込みによる治療が生じづらくなります。

悪いところの特徴が見えます。

介入した結果が見えます。

回復してきているかが見えます。

 

インストラクターとして今回も夜な夜なエコーに向かい万全の準備をしました。

ほっと一息といったところですが、練習は継続していきたいと思います。

 

 

ファシアを生理食塩水(+少量の薬)を使ってエコーガイド下でリリースする手技を

ファシア+ハイドロ+リリースと言います

とてもよく効くと評判で、へき地医療や整形外科医だけれど手術で治療していない先生からは

これまで薬を出したり、電気治療したりしかできずに、よくならなかった患者さんを

積極的に治療できるぞ!仕事やりがいでてきたなーと、注目されています。

 

 

 

 

 

それに対して、

ファシアを手を使ってエコーガイド下でリリースする方法を

エコーガイド下ファシア+マニュピレーションといいます。

理学療法士などが実施しているのがこの方法になります。

エコーを使わないファシアリリースマニピュレーションもあります。

 

 

マッサージとの違いは、ハイドロリリースと同様、エコーでミリ単位で組織を評価し、

筋肉の柔軟性だけでなく、筋膜ファシアや脂肪体、末梢神経、血管などの滑走性などを意識して介入するところです。

 

 

ハイドロリリースは、注射針でピンポイントに薬液を注入しますが、薬液は少量でも3次元に広範囲に広がることが報告されていて、針のように一点に刺激が加わっているのとも違います。とても深い組織や、とても硬く徒手やハリではリリースされない組織にも効果的です。

 

徒手によるものは、注射やハリよりも数ミリ広い指先で触れます。指先で触れながら、エコー画像だけでなく、触れた感覚も評価に利用できる点は優れており、また数ミリから数センチまで幅広く対応できます。侵襲がまずないという点も安全性の面で大きなメリットです。

 

まだまだわからないことも多いファシアですが、明らかに介入の効果があり、臨床と学術レベルの情報アップデートをしっかり行っていきたいと思います。

 

 

 

掃除をしていてぎっくり腰になった男性が来られました。

立ち上がる瞬間や寝返り、靴下がはけない、屈めないということでした。

仙腸関節も疑いましたがテストをしてみると違いそうでした。

 

エコーで軟部組織を評価してみると、痛い部位に血流増が見られました。

アイシングを行い、テーピングでサポートし、コルセット、アイシングなどのセルフケアをアドバイスしました。

 

痛めてから一週間経ちましたが、順調に改善に向かわれ、明日には仕事復帰。

 

痛みがなくなっても、痛めたところが修復するまでの期間はまだしばらくかかるので、強く押したりもんだりしないようにアドバイス。

 

当店では痛めた部位から離れた場所にある、筋の硬い部分をエコーガイド下でリリースしました。

正常な修復過程にのって、適切な介入ができたことで、早期に職場復帰ができました。

 

ぎっくり腰になったときに揉んだり、温めたりすると悪くなることがあるので注意が必要です。

 

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両手の手根管症候群の手術を数年前に実施したが、

現在も指のしびれや痛みで小銭が扱いづらい、朝起床時に触れるととても痛いというご高齢の女性がいらっしゃいました。

手関節自体の可動域制限は目立ちません。

圧痛部位についてエコーでそこに何の組織があるのか確認してみると

横手根靭帯がありました。

そちらを徒手的にリリースすると、人差し指、中指などの不快な症状が大幅に軽減しました。

 

中指と薬指のしびれが残存し、さらにエコーで細かな神経をみていくと

屈筋腱のすぐわきを走る正中神経の分枝が強い痛みの発痛源となっているようでした。

 

エコーガイド下で徒手的リリースを行い、神経の滑走性がエコー画像上であらわれてくると

指の症状もずいぶん軽減しました。

 

セルフケアとして、皮膚刺激ツールを用いて帰宅後も、実施してもらいました。

一週間後、長年困っていた指の症状は緩和し、普通に小銭の出し入れができるようになりました。

 

 

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10年近く前にメディアを賑わせた加圧トレーニング

当時人気のあった女優さんやモデルさんがこぞってやっていましたが、

今は特に海外で有名大学などで研究されスポーツ選手や糖尿病の方などの予防医療として大きな広がりを見せています。

 

そんな加圧トレーニングを提供して10年ほど経つ当店ですが

トレーニングを始めて数週間のうちに感じるのが

手足の冷えやムクミの改善、発汗、などの変化です。

 

加圧トレーニングは、実は、ほかにはない

血管を鍛えることのできるトレーニングなんです!

 

加圧をして手足を動かすことで、血管の細胞から血管をひろげる物質や

血管を新しく作る物質が放出されます。

また適度に加圧すると末梢血管に血液がたまり、グーっと拡張される(ストレッチされる)

ような刺激になり、血管の柔軟性が化学的にも物理的にも高められるからです。

 

冷えやムクミは美容や健康にもよくないもの。

一度、加圧トレーニングを経験すればその良さを感じるハズです。

 

 

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FUN+WALK PROJECTは、
歩くことをもっと楽しく、楽しいことをもっと健康的なものにする
スポーツ庁の官民連携プロジェクトです。

「歩く」を入口に、国民の健康増進を目指しています。

 

アンバサターはEXILEのお二人。

USAとTETSUYAさん

通勤、通学、デート、食事、旅行、写真、ショッピング、などで楽しくスマートに歩く

ファッションもスマートに。

◎◎+walk

 

歩きやすい靴のアドバイス

靴の履き方

インソールの使い方

痛みの出にくい歩き方

痛みの出ている身体の評価と保険外リハビリ(施術や運動療法など)、

加圧トレーニングによる血流向上、毛細血管の発達、、

 

フィジオでもFun Walk Projectを応援しています。

妊娠して姿勢が変わったり体重が増加するなどして

足腰の痛みや肩こりに襲われることがありますね。

 

そんな時におすすめのデバイスが、オーダーメイドインソールです(^^)/

インソールとは靴の中敷きのことで

足の裏をささえる大切なものです。

 

高機能のインソールは

本来、足には立つ、歩く、走るなどの運動をささえるという機能が備わっていますが

そのような機能をサポートし、トラブル軽減などに期待できるのがインソールです。

 

妊娠して姿勢が変わり、体重が増え、立つ歩くことを支える足裏の機能も低下してしまいます。

お兄ちゃんやおねえちゃんがいれば、公園や買い物にも出かけますが

そんなときに足腰をしっかりとサポートしてくれる高機能のインソールを靴にいれておけば

必要以上に足腰に負担がかかることなく、不快な症状が軽減し、疲労も軽減

イライラすることも減り、いいこと尽くしです。

当店では、即日お渡しでオーダーメイドインソールを製作していますので

お気軽にお問合せください。

がん患者における腰背部痛、、、学会講演の覚書です。

 

PSの低下と臥床時間の長期化。

末期がん患者に必ず存在。

 

不活動化による筋膜性疼痛MPSが90%に見られるといわれているオピオイドもきかない。

骨転移からの痛みと誤診されることがある。

不動化による痛みには予防と運動が重要。

骨転移だから安静、不動になるとだめ。

  不活動が招くMPSを予防治療する。※不活動性疼痛を予防する

 

整形外科的には、トリガーポイントブロックに ノイロトロピンを混ぜると、トリガーポイントブロックの効果もあがるようだ。

 

よく骨転移に放射線治療をするといいと誤解があるが、放射線療法に骨折予防のエビデンスはない!骨が強くなるわけではない。

 

がん患者が歩ける意味は、その人だけではなく、回りの人の生活にも影響する。

 

TKAの件数は増加しているが、腫瘍用の人工関節件数は変わっていない。15%の上位専門病院しか使っていない

病的骨折に対する予後はあがる。

ADLだけではない。

病的骨折の手術は腫瘍切除でなく、支持性の回復。

病的な骨折は命のある限りの短期的なものなので、骨折を治すのでなく、支持性を回復させることで、最後まで歩けるようにする

 

100年前に整形外科ができたとき、感染症がターゲットだった。

外傷や変性疾患にターゲットがかわり、国民の2人に一人ががんになる時代。

 

がんロコモ

がんリハ::残存能力を高める

がんロコモ:がんが影響し、移動機能が低下した状態。移動能力を運動器管理によって歩ける能力を取りもどす

二つが連携すること。

 

がんロコモ読本(パンフレット)。基幹病院に配布してある。整形外科もがん診療チームの一員。

 

運動器治療

がん患者さんのQOLを高める

がん診療における運動器診療の向上

動けることで、QOLが向上。

 

 

○がんロコモについて。学会講演の覚書です。

どなたかの役に立つ内容があるかもしれません。

 

2016年以降、新生児よりも新規がん患者のほうが多くなった

がん診療の文化。

がん=闘病生活、勝ち負け、予後至上主義

 

がんは「根治しなければいけない疾患」だから=「がん診療の呪縛」

原発担当課が主治医という文化。

ほとんどが肺に転移してなくなる。

 

さて整形外科医のメンタリティー

がん診療の呪縛の中心、がんは特殊な領域。

がんは見てはいけない。

がん患者は診療対象外に、がんは「診なくてよい」

 

→腫瘍ならがんセンターに回せ。。。

骨軟部組織腫瘍=根治を目指す

骨転移=緩和医療

 

がんの骨転移 患者の2割に骨転移の臨床症状(痛み、麻痺、、、)があるが、解剖例では6割に骨転移病変がある。

→つまりは無症候性の骨転移が割と多いということ。

 

骨転移診療の実情

手術患者5000例のうち、71%が研修指定病院(上位15%)で行われている。

→上位15%;下位85%=14:1 

とういことは、最適なタイミングで手術が受けられない可能性。

順番待ち、遠方など。

 

予後が長いがんにおいては、骨転移が問題を生じやすい

整形外科医は運動器診療に精通しているが、腫瘍性疾患の経験が乏しい。

麻薬使用経験が少ない。

ICUの外科の患者さんは麻薬で眠っているが、腱板損傷の患者さんは病棟で痛がっている

疼痛に興味のない整形外科医は多い

 

骨転移診療の問題点

・診療担当医によって治療方針が違う

・医療者間の連携不足

・原発担当医、整形外科医が骨転移診療に無関心。原発担当医は運動器に無関心。

 

パフォーマンスステータスという言葉を知る。

がん患者の全身状態の指標。

日常生活の制限の程度。

がんの治療適応はパフォーマンスステータスで決まる。

PSは0-4段階。

整形外科はPSということばを知らないので、運動器の問題でPSが低くても、

がんの専門医はその影響がわからず治療の機会を逃している可能性がある

 

緩和ケアは終末期医療ではない。診断当初から亡くなってからもつづく。

緩和ケアとは患者とその家族が対象。

 

「整形外科医ができること

  ・通常の運動器診療

  ・PS維持を目的とした実施可能な運動強度の評価とADLリハビリ指導

  ・病的骨折、麻痺のリスク評価および予防と治療

  ・装具、自助具の処方と指導

包括的な運動器マネージメント

自立した自分の生活をおくり、尊厳をもって日常生活を送れるように。

がんハラスメント、がんになると、整形外科の治療が受けられなくなる現状。

 

がん患者でも運動器疾患の治療によってPSを高めていく意識に思考転換する必要がある。

 

私見:

ウォーキングは免疫も高まり、がん細胞の嫌がる酸素が体中をめぐります。

がんロコモを予防して、PSの低下を防ぎ、体力を維持、活動や外出したりワクワクすることで脳内ドーパミンやエンドルフィンなども分泌。

MPS(筋膜性疼痛)は持続姿勢や反復動作、不動、座りっぱなし立ちっぱなしも関与。

治療は病院で、上記のようなことはパーソナルトレーニングとセルフケア。

病院での治療と、毎日の生活活動、家族や仲間、役割の維持に、整形外科医に限らず、多職種が得意分野で寄り添い相談にのれるといいなと思います。

※2020年、健康経営エキスパートアドバイザーの資格取得。

※1次予防から2次予防(3次予防)までに、理学療法士×健康経営エキスパートアドバイザーとしてかかわれるノウハウを学びました。

 

以下は運動器疼痛学会メモおこし。

○作業関連性運動器慢性疼痛の予防と治療および復職支援の取り組み

1次予防(健康増進)

作業管理、作業環境管理、健康教育

人間工学的視点

2次予防(早期発見、早期治療)

健康管理、産業医

腰痛検診、産業医面談

3次予防(リハビリテーション)

再発防止、職場復帰支援、治療と仕事の両立

 

3次予防から1次予防とのつながりが重要だろう

労働安全衛生   安全・・事故防止 衛生:疾病予防、健康増進

衛生とは「生を衛ること」 命、生活、生産

 

作業関連性運動器障害(work0related musculoskeletal disorders:WMSDs)

・腰痛と頸肩腕症候群の共通点

原因が多様であらゆる職種に拡がる。過去には住金労働者。現在はIT作業、長時間作業、医療福祉などの機械化できない作業者。

 

作業関連疾患としての腰痛

災害性と非災害性(過労性腰痛)。統計上、休業4日以上の腰痛は業務上疾病の65%。保健衛生業で顕著。

非災害性は統計データない。

 

男性は体重の60%、女性は40%までの重量物

ノーリフティング。オーストラリア、オス、引く、持ち上げる、ねじる、運ぶことを人力のみで行うことを禁止。実施後、1年で40%減少し、オーストラリア全土に広がった。

 

ノーリフティングケアは、日本では人口減少高齢化の著しい高知県が県をあげて取り組み、

要介護度が重度な利用者でもオムツが要らなくなる、

介護という仕事が楽しくなる、腰痛による離脱が減るなど成果を上げている。

それをモデルに青森県もやり始めた。

滋賀県も本腰を入れ始めたかな?

 

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