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神経筋関節の評価と施術×運動療法┃肩こり,腰痛,ひざ痛,神経痛,滋賀県長浜市 フィジオ
神経筋関節の評価と施術×運動療法┃肩こり,腰痛,ひざ痛,神経痛,滋賀県長浜市 フィジオ

ブログ

文献レビュー

筋骨格系疾患で重要なのは「長期病欠は不利益となる」「患者は損傷に苦しんでいるのではなく、心理社会的問題、職業的問題、訴訟などに苦しんでいる」「患者を助けるには資源や費用は不要」「職場復帰には医師のみならず職場の関与が必要」の4点だと報告されている。

 

→ファシアの関与が言われ始める前の報告ですが、ファシアの関与だけでなく、このような統合的な観点からの介入が望まれます

神の手を探すのではなく、信頼でき信頼できる医師や治療者、トレーナーをみつけることが重要です。

 

腰痛ん原因は謎が多いが、椎間板変性が腰痛の原因と考える脊椎外界は23%のみで、その患者に固定術か椎間板置換術を選択すると答えた脊椎外科医はわずか1%。もし自分が患者なら99%が保存療法か放置すると回答した。

→脊椎専門医は自分がひどい腰痛に悩まされたら手術を望まず、保存療法か放置することがベターだと考えているということ。早め早めに予防に取り組むこと、健康意識が重要ですね。

 

Evidence based medicine

根拠に基づく医療とは「エビデンス:科学的根拠)+患者の状況+患者の価値観+治療者の技術を統合して提供されるもののことを言います。

 

○○が体にいいとテレビで言っていた!Aさんから聞いた。本に載っていた。。。。

その情報の根拠をとう癖を身に着けないと、メディアに振り回されてしまいます。

メディアリテラシとかヘルスリテラシーといいますが、

常にその根拠を尋ねる癖を身に着けましょう。

医学の基礎を築いたウイリアムオスラーは「医療はサイエンスに支えられたアートである」と述べています。

サイエンスに基づく根拠がどこにあるのか、常に情報には裏があること、真実かどうか、判断できるように。

 

ガイドライン(治療指針)というものがありますが、これがエビデンスであり、

アートの部分、ご本人の価値観、置かれている状況などを合わせて見当し、最適なアドバイスや介入を心がける必要がありそうです。

運動不足で隠れ肥満

痩せたい→体重は落とさなくても良い。

脂肪を減らして、筋肉量を増やすことが大切です。

よく筋肉と脂肪が入れ替わると考えている方がいるのですが、

全く違う組織なので、筋肉が脂肪に変わるということはありえません。

 

パーソナルトレーニングをしてきて運動不足で隠れ肥満という方を度々トレーニングしてきましたが、

ちょっと頑張ると1ヶ月でウエストが10センチ細くなった方もいました。

先日も1回めのトレーニングが終わった夜に、ご主人から「もう体型変わってるで、凄いやん(アゲて)、どんだけ運動不足なん(オトス笑)」と言われ笑っていたら、やはり一週間後にウエスト測ると4センチ近くダウンされていました。

 

こういう事例はマンツーマンの付加価値がわかりやすいですね。

このように結果を求める方にしっかりと対応し相応の結果もでておりますので

コンディショニングだけでなく、トレーニング、ダイエットなどでも当店にご相談くださいね。

痛みによって時折おこる情動に怒りがあります。

認知症ケアについての新聞コラムで怒りについての記事がありましたので抜粋して紹介します。

 

以下、一部抜粋(中日新聞 精神科医・渡辺俊之先生の記事より

認知症の人を介護する人たちが共通して抱く感情の一つが怒りです。ストレスが高まったときに自然に生じてくる防衛的な感情で、防ぐことができません。大切なのは怒りが出てきたときの対処方法を持つことです。

・・・・・心理学者のバリー/ジェイコブス氏は、怒りがっ出たときの対応について4つの方法を勧めています。

第一は’「ゆっくりと呼吸する」ことです。怒りを感じたら、ちょっとその場から離れて、深呼吸をしてみると感情が落ち着きます。

第2は、認知症の人に「共感できるところを探す」。介護でイライラする事があったら「本人も戸惑っているんだ」と考えるのです。

第3は、「怒りの背後にある悲しみや落胆を認めること」。怒りの裏には愛する家族が変わってしまったとういう悲しみがあるもの。それを自覚することで冷静になることができます。そして最後は「怒りを生産的なエネルギーに変えること」。怒りは、ただ目の前の相手にぶつけるだけのものではありません。「社会を良くしたい」という怒りもあります。すじを通して、たくましく生きていく原動力にもなります。。。。。。。

 

慢性痛の方の場合にも、ゆっくりと呼吸し、何かを許し、こんなはずじゃなかったという悲しみを認め、冷静になり、積極的に自主的にセルフケアを学んで実践したり、少しづつ避けてきた行動を取り戻すことが大切だと思います。

二日前にギックリ腰になった40代のお客様。

右の腰から足先までシビレで痛い。

原因はわからない。

整形外科にいってリリカをもらったが、痛くて痛くて。

出張を控えているのでなんとかならないか。。。というお客様。

 

こういうとき、温めたほうがいいのでしょうか、冷やしたほうがいいのでしょうか?

痛めたときには冷やしたほうが良いです。温めると痛みが増すことも。

実際こちらのお客様の殿部をエコーでみると血流増大がみてとれましたので、冷やしたほうがよい状態でした。

 

自宅でもアイシングをアドバイス。

当店には2週間で4回来店され、施術や生活指導などを行い、痛みがほぼ楽になったということで無事に出張に行かれました。

20代の女性、

困っているのはしゃがんだ時に膝が痛いということ。

まず近所の整形外科でレントゲンを撮影、特に異常ないということで、痛み止めを処方。

その後、しばらくして当店に来店。

 

姿勢をみると痛い方の右側に少し重心が偏っています。

胸郭の拡張性にも左右差が。

半スクワットをすると足首が固いような動きで、膝に痛みがでました。

片足立ちをすると仙腸関節で運動がうまくでていない。

 

膝関節自体は少し水が溜まっています。

 

触診すると脂肪体という組織が痛いのがわかりました。

少し遠方だったので月に2回、4回目で日常生活の痛みは感じなくなり、

6回目で終了しました。

 

痛み止めだけでは良くならないことって少なくありません。

急性の炎症のときは驚くほど効くこともありますが、長く飲み続けるものでもありませんね。

腰が痛く、足がしびれる。。。

そんな訴えのお客様。

整形外科では注射したが効いた気がしない

 

よくお話を伺うと、腰が痛い→殿部が痛い、

注射の部位とはずれている→問診が噛み合っていなかった?

 

こういうケースは少なくありません。

解剖学的に細かく触っていくと、殿下部に痛みのでるポイントがあり、足のシビレも再現されました。

その組織をリリースするようにすると症状が緩和されました。

 

医療者に自分の状況をしっかり伝えるためのコツは

症状についてメモなどに記載しておくことです。

そうすればご自身の症状がしっかり相手に伝わりやすくなりますよ。

ご参考に。

「痛み止めを出しておきます。経過をみましょう」と言われてかれこれ3カ月…なんていう方は時々おられます。どのくらいの期間の経過をみるのか、経過をみたあと、別の原因を探索するのか、また違う薬や治療法でまた経過をみるのか、とても不安な気持ちになる方も少なくありません。

そのような方に共通することに、先が見えない不安、痛みを起こしている部位がはっきりしない不安、などがあるのではないかと感じます。

これでいいのだろうか?もっと他に原因があるのではないだろうか?

考えてしまいますよね。

 

もし原因が何かの病気ではなく、関節周囲の動きが制限されていることや、筋力のバランスの低下などの機能的な問題であれば、私は、きっと原因となる機能的な問題を見つけることができると思います。

でもフィジオに通える距離ではないという方もいますよね。

 

そのような方にもお伝えしたいのは、例えば変形性膝関節症の治療ガイドラインで治療の第一選択というのは病態教育、教育的アプローチ、つまり膝の痛みについて正しい知識を学び、体重を減らしたり、膝に負担のかかる生活習慣を見直したり、筋力トレーニングをしたりすることだということです。

 

そういう大前提があるため、「痛み止めを出しておきます、経過をみましょう」ということになるのですが、足りないものがありますよね。

 

病態教育、膝についての教育的アプローチが実は圧倒的に足りないから、みんな不安になるのだと思います。製薬会社さんが作ったパンフレットを見ておいてね…というだけで、十分理解できる方は多くはありません。

 

フィジオに来ていただいた膝の悩みを持つ方には、身体評価を行って膝に負担のかかる要因を明らかにしていくだけでなく、教育的な側面を大切にして、なぜ痛むのか、どう対処するのかということまでを、個別性を大切にしながらお伝えし、介入させていただいています。

 

滋賀県長浜市 リハビリ&トレーニング PHYSIOです。

どうぞお気軽にご相談ください。

寝違えました。。。首が曲がってまっすぐ前を向けない、車の運転もできないという方が来店されました。

育児真っ最中ということで一大事です。

筋肉が原因して寝違えていることもありますが、今回は頚椎が原因していました。

そうとう症状は強かったのですが、2回続けて来店いただいて、ほぼ通常の状態に戻ったと言われていました。

私自身、寝違えが長引き、口まで開口できなくなり、そうとう困ったことがありました。

地域の接骨院などにもいきましたが良くならず、困っていたときに、たまたま系統的に受講していたオーストラリアの徒手療法のセミナーで、頸部のコースを受講し、寝違えのモデル患者にしてもらいました。

そしてセミナー講師の評価と治療を受けると、口が開け、9割くらい頸部の痛みも改善しました。

寝違えってほんとに辛かったので、

治療を終えてセミナー終了後に飲んだオーストラリア産の白ワインがとても美味しかったのを覚えています。

 

膝が痛いんです。変形性膝関節症と言われ、歳のせいだから痛み止めしか仕方がない。

主治医に言われたのか、そう思い込んでいるのか、、、そうやって足腰の痛みを「痛いだけだから」

と諦めていると、社会参加のチカラが低下します。

米原市が筑波大学と行った大規模調査(4500人以上が対象)によると、要介護や死亡率にもっとも影響している項目は

社会参加の有無だったそうです。

なんと、1.7倍の差があったとか。

そして「タチツテト」を合言葉にされています。

タ:タンパク質をとろう

チ:ちからをつけよう

ツ:ツドイに参加しよう

テ:テントウに気をつけよう

ト:さて、問題です。ト:に始まる言葉は何でしょう笑

 

また変形性膝関節症に戻りますが、この病名?が意味するのは、膝に変形がありますよ、ということなんです。

診断というのは厳密には「解剖×病態×原因」が揃ったときに診断名となるそうです。

つまり変形性膝関節症(変形がある)=痛い、ではない、ということです。

整形外科の中でも変形の程度と痛みの程度は必ずしも比例しないというコンセンサスが出ているようです。

では痛みの震源地はどこなのか?

変形以外の部位から痛みが起こっていることが少なくはないから、施術や運動、生活習慣の見直しなどで好転することがあります。

その震源地として注目されているのがFascia(ファシア)という新たな組織ということです。

ファシアに注目して評価介入することで膝関節の痛みを緩和できることがありますので、ぜひご相談ください。